勘違い!インナードライの肌ケア方法

【インナードライ】を20秒で理解

肌水分量が低いが皮脂が多く、一見乾燥肌と気づきにくいだけで、実はかなりの乾燥肌である症状。乾燥によるキメの悪化に加え、酸化した皮脂により老化現象が普通の乾燥肌より進みやすい厄介な症状

この症状の発生理由は、肌水分量が少ないため、肌の生理機能でコントロールできる皮脂分泌量を増加させ、乾燥によるバリア機能低下を皮脂量でカバーするというもの。よく勘違いされるが、皮脂量で保湿しようとしているのではない。皮脂だけで保湿は不可能。

つまり、皮脂がベタベタだけど乾燥しているというなんだか矛盾した状態。

なので乳液やクリームはダメだ!化粧水が重要だ!と言われているのですが大間違い。化粧水だけだと余計に乾燥が進んで油でベタベタになります。

乳液・クリームは使うべきなのか?

答えは、YESでもありますが例外もあります。

インナードライは皮脂過剰なのでオイル分が不足しているわけではありません。なので、特に女性に多い皮脂不足を補う意味での乳液、クリームは不要です。

しかし、化粧水だけだと、使用直後に肌水分量が上がるだけで、時間経過とともに、化粧水使用前より肌水分量が減ってしまうことを知っているでしょうか?

例えば、お風呂あがりで体が乾燥するのと同じ。肌に多量の水分が付着すると、その水分が蒸発する際に、肌内の水分もくっついて蒸発してしまうからです。

いくらインナードライ肌の人でも、洗顔をした直後は皮脂が綺麗サッパリになっています。そこに化粧水をたっぷり付けても、しばらく皮脂は戻りません。なので、お風呂あがりと同じく、皮脂不足の状態がしばらく続き、肌水分量がどんどん減少していくのです。

なので、オールインワンタイプでならその問題は解決します。これが乳液・クリームが必要でない例外です。

さらに例外!化粧水だけでもいい場合がある

化粧水だけではインナードライ症状は悪化すると書きましたが、これ自体に例外もあります。

化粧水だけでインナードライが悪化するのは、肌内の肌水分を引き連れて化粧水が蒸発してしまうからです。

これは非インナードライ肌の人でも起きる現象なのですが、インナードライ肌持ちの人は特に顕著に出ます。その理由は、セラミドが肌に少ないからです。

セラミドというのは、水分と油分の両方の基質を持った成分で、肌角層の中で水分を挟み込む性質があります。人の肌水分はセラミドでほぼ維持されているといっていいくらいです。

インナードライ肌の人はセラミドが特に少ないため、化粧水で浸透した水分も落ち着く場所がないため、すぐに肌の外に出ていこうとします。家に居場所がないお父さんみたいです…

なので、角層の中で水分が長く留まる性質のある成分を配合した化粧水なら、乳液やクリームを使わなくとも、化粧水単体で肌水分を上昇させたまま維持することができます。

具体的には、セラミドを高濃度に配合した化粧水か、特殊なナノカプセル技術などで、セラミドのように水分を長く角層に留めるものです。

具体的なインナードライ肌のケア方法

では、具体的にどのようなケア方法を続ければインナードライ肌に対して良いのか?

そのポイントは、角層のセラミドをこれ以上減らさないことと、肌水分量の蒸発を防ぐことです。肌水分量を上げることは最終結果であり、それを目的にしてはいけません。その勘違いが化粧水だけケアが流行る理由です。

これを続けると、肌細胞の生まれ変わりが正常になり、より角層にセラミドが増えて肌水分が蒸発しにくい肌質になっていきます。肌水分量は上げるのではなく、維持できるようにケアする。これが正解です。

夜の洗顔・クレンジング

女性の方でお化粧をしている人は、W洗顔不要のクレンジングを使うのがおすすめ

というのは、セラミドとお化粧成分は性質が似ているからです。

つまり、お化粧成分を落とそうとすると、それだけセラミドも減ってしまい、肌水分量が維持できなくなるからです。

洗顔だけの人も注意。

同じく脱脂力があるため、過剰な皮脂を綺麗に取りたいとすると、それだけ角層のセラミドも減ってしまいます。

こすらず、泡の成分で皮脂汚れを吸い付かせて除去するイメージで、なるべく短時間で優しく洗います。

化粧水

インナードライ肌のケア方法のポイントとして、肌水分量を上げることは最終結果だと書きました。

なので、肌水分量を一時的に上げる化粧水は、インナードライ肌改善のために必ずしも必須ではないのです。意外かもしれませんが、化粧水というのは案外と快適性だけのものなのです。

しかし、化粧水を使用することで肌はみずみずしく感じ、それだけでストレスが発散されます。無理に化粧水を使用しないことで、乾きを感じてしまうと、自律神経に影響を与えて皮脂量が増えてしまいます。

化粧水単体でケアするなら、先に書いたとおりセラミド配合やナノカプセル成分など採用した、長く角層に留まるものを選ぶこと

化粧水後に美容液や乳液、クリームなどを使う場合なら、化粧水にはあまりお金をかけなくても大丈夫ということを覚えておいてください。

美容液・乳液・クリーム

基礎化粧品はきっちり全部使わないと効果がない!!

なんてせっせと買い揃えて使っている人は多いですが、美容液、乳液、クリームに関しては、ほぼ油分量の違い、テクスチャーの違いくらいしかありません。一応それぞれで成分に違いがあるものはありますが、ベースは同じです。

化粧水には油分性がほぼゼロのため、それを補う形で美容液等をどれか1つ組み合わせれば、インナードライ肌のケア方法としては十分です

さらにもう一点加える場合は、インナードライ肌のためではなく、それに含まれる美容成分に期待してのこととなります。

むしろ、美容液に乳液にクリームにと重ねることで、分厚い油分の膜が出来上がってしまい、自前の皮脂とで余計に重くなってしまいます。

朝の洗顔

朝の洗顔は必要説と不要説がずっと喧嘩している状態なのですが、私の経験と持論では、ほぼほぼ不要説です。

というのは、朝7時に起きて夜11時に寝る生活の場合、この間は16時間です。

夜11時に寝て朝7時に起きるまでの時間は8時間です。

つまり、倍の時間差があります。

夜の洗顔時と、朝の洗顔時。この両方で顔に残っている皮脂汚れの量、汚れ具合に明らかな差があるのは想像に容易いでしょう。

日中は活動しているから皮脂は多く出るし、仕事や家事のストレスでも皮脂が多く分泌されます。さらに、動き回っているのでホコリも皮脂と混ざって汚れやすくなります。

一方寝ている間は活動していないしストレスもかからないため、そもそも日中より皮脂分泌量は格段に落ちます。ホコリも立たないので汚れも付きにくいです。

なのに、夜と同じように洗顔していたら角層のセラミドが減ってしまわないでしょうか?

よく、朝洗顔しないと過酸化脂質で肌がダメージを受けると言いますが、それなら日中のほうが遥かにヒドイわけで、それを気にして朝にガッツリ洗顔をしたら老化の前に乾燥で肌がボロボロになります。

なので、ぬるま湯洗顔で十分です。それもかなりぬるめの。この朝洗顔方法に変えただけで、インナードライはもちろん、肌自体がすごく綺麗になり、肌荒れニキビもなくなる人が結構いるんです。

ただ、夏場だったり、体調によって朝でも皮脂でベタベタのことはあります。そんなときは、夜の洗顔の半分の力、半分の時間でささっと洗いあげてあげるといいです。イメージ的には、その後何も保湿しなくてもいいくらいの潤い感が残る程度に簡単にです。

朝の保湿

インナードライ肌は乾燥しているから皮脂が多く出るので、それを知っている人は日中に乾燥しないように朝もしっかり保湿しています。

しかし、正直な話、朝に保湿をしても大して皮脂分泌量は変わりません。

むしろ、使う保湿化粧品によっては肌に油分が多く残り、保湿したほうがベタつきを早く感じることもあります。

あくまでインナードライ肌ケアは夜が中心。朝の保湿がお化粧の皮脂くずれ対策のつもりなら、これはもう一択しかありません。

ぜひセラミド美容液を使ってください。これを薄く伸ばしてからファンデーションなど下地を塗ってください。セラミドが豊富なBBクリームもあるため、それを使うのもありです。

セラミドが肌に増えると水分維持が高まるため、皮脂分泌量の司令にブレーキをかけることができます。朝、軽く洗顔をした後にセラミド美容液でセラミドを満たしてやると、肌に残った水分とともに浸透。日中の乾燥、皮脂くずれを予防してくれます

インナードライ肌のケア方法として最後に

乾燥だけなら、ちゃんとした保湿ケアに変えるだけで1ヶ月で大きく変わります。

しかし、インナードライ肌の場合、皮脂分泌という自律神経に係る部分が作用しているため、肌水分量が上がったからといって即時に皮脂が正常量に戻ることはありません。むしろ、しばらく皮脂量は多いままで推移します。

そのため、肌水分量が上がってきた頃には、肌水分と多いままの皮脂で肌がテカりやすくなります。ただ、皮脂でテカっているのではなく、水分の光沢が表に出て見えてしまう状況です。

これに嫌気が差してケアを中断してしまう人が多いのですが、この期間がだいたい1ヶ月くらいはあると覚悟しておいてください。それを乗り越えるとまた肌色は落ち着いてきます。

このように、インナードライ肌のケア方法は、何をすればいいのかははっきり分かっているものの、結果が実感できるまでが長く、中断してしまいやすい症状です。それだけに普通の乾燥肌より厄介。

しかし、特に女性の場合は年々皮脂量が減っていき、それが原因で肌トラブルが増えていきます。今は過剰で邪魔皮脂ですが、インナードライ肌はそれだけしっかりした皮脂腺があるという証拠でもあるので、今からインナードライ肌ケアを頑張ることで、数年後から周りより綺麗な肌をずっと維持できる勝ち組になるチャンスがあるということ。

決してインナードライ肌になったからといって、悪いことばかりじゃないと知ってくださいね。

切り替えれば変わるインナードライケア化粧品

ビーグレン 皮脂毛穴対応セット

インナードライの皮脂過剰、毛穴の開きが気になる人にうってつけの組み合わせ内容です。

クレイ洗顔により潤いを残したまま毛穴と古い角質を掃除。誘導体より遥かに優れたピュアビタミンCで皮脂にブレーキ。あっさりとしながら、肌の保水力を高めるゲルクリーム。インナードライ肌のケア内容としては100点満点と言えます。

特に肌の奥で長く作用し続けるリポソーム技術を使っており、数えるくらいしかない本物のドクターズコスメです。

勇心酒造 ライースリペア

世界で一つだけの肌水分改善成分「ライスパワーエキスNo.11」の製造メーカーが発表した薬用コスメ。かなりオイリーな人でもテカらず使えます

ライスパワーエキスNo.11はセラミドを増やす作用があるため、セラミドを直接浸透させないで済み使い心地がさっぱりべたつきません。その作用も時間経過でじわじわと上昇。インナードライ肌の原因である肌保水力を証明された作用で改善できます。

ディセンシア つつむ

敏感肌専門ブランドで肌への刺激感が一段階明らかに違うコスメ。肌が弱い人ならこれ。今まで問題なく使えていた化粧品でも、これと比較すると刺激があったんだと気づきます。

ヒト型ナノセラミドに天然保湿因子がたっぷり。インナードライ肌を底から持ち上げて皮脂の出番を減らします。使い始めはその保水力の高さからややテカリがちですが、違いは早い段階で分かる内容です。

このエントリーをはてなブックマークに追加
LINEで送る